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yukoスタジオの合宿に参加して

2005年9月17日(土)〜19日(日) 場所:山梨県北杜市白州町「リトルトリー」

 今回、yukoスタジオのワークに参加するのは初めての体験でした。
当初は合宿のお手伝いのつもりで参加したのですが、面白そうだったので参加してしまいました。

↑バレエをやっていたエリちゃんのレッスン風景。 身体の使い方の基本を実地に指導してもらうと・・・姿勢というかシルエットというか、が劇的に変わるんですね。基本はからだの繋がりを保つこと。単に手や足を動かすのではなくて、身体の中心から動かす・・・という感じかもしれません。そして、自分が変わったことに本人も気づいて感動しているのです。頬には一筋の涙が・・・。それを見ていたみんなも思わず感動。お母様は隅の方へいって涙をぬぐっておられました。

 本当に感動的な瞬間でしたが、それよりもビックリしたのはほんの瞬間で体が変わるということでした。そして、それが美しいんです。体の中心を意識するだけで、こんな事が起こるんですね。

 言い換えれば身体の使い方をいかに知らないで過ごしてきたかということ。そして、正しい使い方をすると、身体のシェイプが本当に美しくなるのです。まるでお能のような立ち居振る舞いになったかと思えば、空を飛ぶ鳥のようなシェイプになったり・・いえ、ただ立っているだけでも、姿がとても凛々しくなったり・・・・いや〜、これは驚きでした。

 人間の身体というのはかくも美しく、そして優雅に動くものなのかということを、実感することが出来ました。それが、練習もしないのに一瞬で出来てしまうのですから、ビックリしてしまいます。もちろん、長い練習の積み重ねがその美しい動きをより美しく確実に自分のものにするということは確かでしょうが、人間の身体が元々持っている美しさを知った上で練習をすることは、知らないでするよりも随分違うのだろうなぁと実感致しました。

 そして、正しい身体の使い方とは、自然の理にかなった使い方とも言えるので、健康にも役に立つのです。欧米の音楽大学には必ずこの種の講座があるそうで、表現者にとっては基本中の基本なのだそうです。

 自分自身では、腎臓のダンス、エリック・ホーキンスの勉強会、身体の重心を感じるワーク、インプロヴィゼーションなどに参加しました。

 いや〜、身体を使って表現することがこんなに楽しいことだとは! これは自分の人生の中に少しずつでも取り入れたら、もっともっと表現の幅が広がるだろうなぁ・・・と実感。いや〜〜、面白くなってきましたね〜〜♪

 まだまだ書きたいことはあるのですが、今回はこの辺で・・・。

 

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