No.33 久しぶりに「縄文」
2004年9月11日(土)
久しぶりにのんびりとした休日になりました。
お天気もどんよりとして、一日まったりと過ごしました。
こういう日にはやはり夕食は手打ち蕎麦と行きましょう。
今回は最後に残った「縄文」
これは八ヶ岳山麓の契約農家の栽培した玄蕎麦のみを使用した蕎麦粉で、
田舎風の黒っぽい蕎麦になります。
加水率は45%でまとまりました。
生地はきめ細かく仕上がって思いの外いい感じで延ばせました。
田舎風なので太めになっても良いかな・・・と思いながら作業したのですが、
できあがってみると随分細い蕎麦がきました。
前回同様、蕎麦打ち名人高橋邦弘さんのDVDで紹介されていた、
水廻しのやり方でやったのが良かったのかもしれません。
↓今回は茹でる前の状態です。なかなかいい感じのお蕎麦になりました。
今回もだいぶ細く切れたので、これなら人様にもお出し出来ます。(これでざる5枚分)
kanaの第一声、
「う〜ん、美味しい!でも、田舎風と言ってたのに細いじゃん!」でした。
「だって、細くなっちゃったんだ。」
蕎麦が細いとゆで時間が早くなって、
鍋の中で、なかなかいい感じに浮き上がってくるんです。
それをまとめて、「えい!」っとすくって流水に放ち、
ぬめりを取ってから水を切って氷水で締めてざるに盛ってお出しします。
生粉打ちですとゆで時間は20秒から40秒くらいなものです。
このゆで時間だけでも味や食感が変わるから、なかなか奥が深いのです。
もう少しで新蕎麦の季節になります。
いや〜、今から楽しみですね〜。
う〜ん、ごちそうさまでした〜!
ありがとうございます。