No.18 「縄文」生粉打ち
2004年5月4日(火、祝日) 風も強く雲が足早に流れて蒸し暑い一日でした。

夕食は例によって手打ち蕎麦にいたしました。

まずは蕎麦の前に一杯やりながら、肴みなんぞを・・・
好日庵の新メニュー、今回初登場の鴨です。

フライパンでさっと焼いただけなんですが、これが・・・おいしい!
他に小松菜の炒め物、たらの芽の天ぷら、野菜の重ね煮。
お酒は長野県の「真澄」の生酒。
う〜ん、どれも美味しいですね〜。
特に小松菜、重ね煮の中の春キャベツが絶品です。
普通の蕎麦屋ではこんなに美味しい野菜は滅多にお目にかかれません。

さて、今回のお蕎麦はおなじみ高山製粉の「縄文」の生粉打ち(十割)です。
過去のデータを見ると水は44%とありますので、今回もそこを目標に水を廻します。
どうも水が不足気味で結果的には+2%程度でまとまりました。

のしは前回の失敗もあるので、慎重に・・・
慎重になりすぎて、あまり薄くのばすことが出来ずに、超太麺になってしまいました。
これじゃぁうどんだぁ・・・!
う〜ん、やはりもっと修行をしなければ!

長目に茹でてそのまま氷水で締めずに頂くと、田舎蕎麦そのものの味です。
ちょっとお蕎麦というには太すぎて苦しいものがありましたが、食感はまさに田舎蕎麦、懐かしい味です。
江戸前の蕎麦と比べなければ、これはこれで甘味やこくがあってなかなか美味しいです。
この辺は個人の好みですし、幼児体験もかなり影響しているので、
人それぞれの味覚があるのだろうと思います。

ということで、太い麺ながら美味しい田舎風のお蕎麦でした。
今後はのしの修行を十分にやらないといけませんね。
ということで、楽しい夕食でした。
ごちそうさまでした!

ご来店ありがとうございます。

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