自宅でそば打ち(4回目の挑戦)

2004年3月20日(土) 高山製粉「八ヶ岳二八そば粉」使用

インターネットで注文していたそば粉が届いたので、早速蕎麦を打ってみました。
香りも良くて良く繋がるというふれこみの石臼挽き信州蕎麦です。
八ヶ岳の山麓で出来た蕎麦を石臼でゆっくり挽いたもので、繋がり抜群!とあります。

まずは道具の調達・・・河童橋へ行って包丁とこね鉢と・・・と思い立ち、
調べてみたら、なんと! 春分の日でお休み。
仕方がないので、近くのホームセンターへ行ってデジタル式の秤のみ調達して作業開始です。
自宅で打つのはこれで4回目になります。そろそろ上達しても良い頃・・・

今回は色々研究して、加える水の量も粉の総量の43%としました。
デジタル式の秤で、正確に計量して用意しておきます。
水回しをしてゆくと、ある時点で粉がわっとまとまり出す瞬間があるんですね〜。
こんな感じは今まで味わったことがなかったので、ちょっとビックリ。
なにせたった3ccの水を加えるだけでも状況が一変するのですから・・・

そして蕎麦の玉を練って・・・これも今までになくうまく行きました。(だいぶ慣れてきました!)
練っているとだんだんキメが細かくなってゆくのがわかります。

で、のしにかかります。少し堅めかな?と思ったのですが、この粉は良く伸びます。
あっという間にこんな感じになりました。↓

もう、こののし板では限界ですね。

のしが終わって、いよいよ包丁です。

菜切り包丁で慎重に切るのですが・・・大分太くなってしまいました。
見ていたkanaが思わず「私が切る!」↓

↑だいぶ細く切っています。ちなみに左上にあるのが最初に切った蕎麦です。
太さの違いがこの写真でもわかりますね。

やっぱり、包丁が・・・ほ し い 〜 !

ゆで上がったお蕎麦はこんな感じです。
今までになくしっかりと繋がっていまして、感動です。
つまんでいるものは太さはかなり太めで、
おうどんと言っったほうが良いくらいですが、
こしがあって香りも良くて感動的な味でした。

いや〜、いつもながら自分で打った蕎麦は格別ですね〜!

kanaが切った蕎麦はもっと細くて蕎麦らしい食感が味わえました。
やはり蕎麦はそれなりの太さでないとおいしさが半減してしまいますね。

今後はひたすら技術を磨くだけですね。

おっと、それなりの道具も揃えないといけませんね。
包丁とかのし板とか・・・etc.

 

ということで、今回のそば打ちは優秀な粉に助けられ4回目にして、まずまずの結果となりました。

作業の手順とか細かい技術とか、勉強の甲斐あってそれなりに進歩しているという感じもあり、味についても充分満足できました。
それにしても、粉で随分味や食感が変化するのですね。美味しい粉を手に入れる事が美味しい蕎麦の最低条件なんですね。

 

さぁ、次回の蕎麦はどんなものが出来るでしょうか・・・乞うご期待!

 

閉じる