そば打ち日記(10回目)
2004年4月4日(日)雨模様の一日。

昨日の予定通り、高山製粉の「縄文」という粗挽きのそば粉を十割で打ちました。
今回は自宅では初めての500g(約5人前)で打ちます。加水率は44%にしました。
どうも水が少し足りないようで、1%分を足しましたがそれでも不足気味な感触。
最初なのでそのままでこね始める。やはり少し硬め。
それでも何とか延ばす。田舎風と言うことで少し厚めに延ばします。
この延しがなかなか上手に行きません。本当は正方形に延すはずが、
いびつな形になってしまいます。そうすると切ったときに無駄な部分が多くなるのです。
ま、これは練習しかないですね。そのうち先生の所に修行に行こうかとも考えています。

↑それでもなんとか打ち上げて(今回は田舎風に太めにしました。)、しばらく寝かします。
この粉は寝かした方が美味しくなると言うことなのです。
左側は生地の端の部分で短い麺がいっぱいあります。
その後いっぱい鰹節を掻いて、そばつゆも作りました。

さて、早めの夕食タイム。おかずを全部用意してから蕎麦を茹でます。

手前に見えるのは山芋。すった山芋を、出汁でだいぶ延ばして、美味しいトロロになりました。
これを蕎麦につけると、これがまた何とも言えず美味しいんです。
今回の蕎麦は味も香りもかなり強いもので、山芋にも負けていません。
kanaいわく、「鹿児島で食べたお蕎麦よりはまだだいぶ上品」とのことですが、
それでも田舎風の風味がしっかりあるお蕎麦で、とても美味しく頂きました。
感想としては昨日の白いお蕎麦よりは、今回の田舎風蕎麦の方が
美味しいかな。(気温とか天気とかに左右されるのでしょうが・・・)
今回は田舎風を意識して、太めにしましたが、
この食感だと細い麺のほうが案外美味しいかもしれません。
ということで、今回もとても美味しい夕食になりました。

こうなると高山製粉さんの超粗挽き「玄挽き」という粉も食べたくなりますね〜。
あはは・・・食い意地が張ってますね〜 (^_^;)

ありがとうございます。

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