No.15 蕎麦掻きと「玄挽(げんびき)
2004年4月24日(土) 快晴、冬型の気圧配置で、寒いです。

このところ胃腸の具合があまり良くなかったkanaの朝食用に蕎麦掻きを作りました。
そば粉は自然食品のお店で買ってきた無農薬栽培のもの。
お鍋の中で熱くないお湯で溶いてから、火を入れながら十分に練り上げます。

こんな感じの蕎麦掻きになりました。本当はそば湯に入れると良いのですが・・・
味はソフトで香りが高くなかなかのお味です。

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さて、相変わらず週末になると夕食は手打ち蕎麦です。
今回は信州諏訪の高山製粉さんの「玄挽」と言うそば粉を十割で打ちます。
この粉は超粗挽きの粉で、ボウルに出すとパラパラしています。
加水率は55%+αというところでした。
延ばすのにちょっと横着をしたので、切りにくい大きさになってしまって、
お陰で長さが少し短めの蕎麦になってしまいました。
(この辺はまだまだ修行が足りません。)

↑写真では黒い田舎風に写っていますが、よく見ると麺には透明感があってつやつやしています。
食べてみるとプリプリしていて、しかも上品な風味。食感は少しざらっとした感じもありますが、
そのざらっとしたところを噛むと香りがふわーっと広がって、田舎風ながら上品な食感です。
ちょっと延びたものを温かい汁に入れると、これがまたつるっとしていて美味しいんですね〜。
こんな蕎麦は初めて頂きました。蕎麦は粉で6割が決まるなんて言いますが、本当ですね。
いや〜、自分で言うのはなんですが、実に美味しいです。

蕎麦打ちに先立って、めんつゆもしっかりと仕込んでおきましたから、
味はバッチリ。おいしいお蕎麦を頂くことが出来ました。
う〜ん、し あ わ せ !

ありがとうございます。

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