SUOMI・FINLAND
てんまま2回目のてんぱぱ初めてのフィンランド
1999年1月3日〜1月10日ロバニエミ1泊2日、サーリセルカ4泊5日、ヘルシンキ1泊2日
この頃の北欧はカーモスの頃。太陽は昇りません。そのかわり、ずっと夜のような1日を
過ごすことになります。もう一度サーメ人のおじいちゃんに会いたかったのだけど、
おじいちゃんは大風邪で寝込んでいて会うことができませんでした。
もう一度、この地へこれるなんて思っていなかった。そして少しづつ変わっていました。

日本からヘルシンキまで乗ってきたフィンエアー。乗るときには全くわからなかったけど、降りたらサンタクロース号でした。 ロバニエミの空港到着ロビーにはまだクリスマスが終わったばかりのため、かわいいディスプレイがされています。(1月6日までクリスマス飾りはされています)
なつかしのロバニエミ空港!雪が降っています。 空港ロビーに入る入り口に大きな雪だるまが!(近くにいる人は知らない人だけど、雪だるまの大きさ比較ができます)
空港を出ると、そこにはトナカイさんのオブジェがお出迎えをしています。 ホテルのすぐ裏を流れる川は凍っています。そこにかかる橋は「ローソク橋」と呼ばれています。支柱がローソクみたいでしょ?
これで朝の8時頃。まだまだ真っ暗です。遠くに街の明かりが見えます。遠目にもわかるクリスマスの飾り。 サンタ村にやってきました。「東京まで7340km」の表示があります。各国の都市までの距離が示されています。
 1998年12月オープンしたばかりのサンタパーク!(訪れたのは1999年1月4日)
ここはかわいい小さなテーマパークになっていて、かわいらしい乗り物や、劇場があります。
実はここ、核シェルターだったのです。入り口を入ると大きな厚いドア閉められるあとがありました。フィンランドにはいくつかの核シェルターがあって、違う用途に使われています。
以前来たときにはなかった地球儀。これより北極圏を示し、上には北極圏とを分けるロープライトが張り巡らされていました。 サンタ村から無料の赤いバスがサンタパークまで運んでくれます。でも、サンタ村が開いていてもサンタパークがお休みの時もあるので要注意!。
サーリセルカのお土産やさんの前で。
外にあった民族衣装を借りて着てみ
ました。
サーリセルカにあるサーメの教会。
外がライトアップされていて、幻想的
です。
午後12:00頃、朝焼けのような夕焼けのような… イグルーの見学に。かまくらのような氷のホテルです
イグルーの外にあるオーロラの鐘。
オーロラがでると鳴らされます。
イグルーに隣接するレストラン。
暖炉の上にはトゥント(小人)達。
まだ外は暗いけど朝9:00頃… 森の中をクロカンで歩きました。初めての体験!
前回とは違うサーメ人の所でトナカイ
ぞりの体験をしましたサーメのおじい
ちゃんと親戚さんのおうちでした。
とっても珍しい白いトナカイさん。
シカで雌雄ともに角があるのはトナカ
イだけ。角が落ちかかっています…
一人一頭のトナカイにそりを引っ張ってもらいます。 どんどん雪深い森の中に入っていきます。
朝9:30ごろ、遠くに月が見えます。
立派な角がまだ残っているトナカイもいます。
サーメの伝統テント「コタ」の前で… 犬ぞりにもやっぱり挑戦。リーダーはルップとフップ。
 最初にそりの扱いを教わり、スノーモービルの先導に続いて犬ぞりを走らせます。
二人一組になって、一人がそりに乗り一人が後ろに立って、そりを走らせます。体重移動を失敗するとそりがひっくり返る…なんてこともあったりします。
北欧ではあちこち犬ぞりがあるけど、自分達で最初から最後までそりを操れるのはここ、サーリセルカだけ。。
出発前、犬達は元気な声をあげます
以前来た時のテントはぼろぼろになってしまっていて、代わりに立派な山小屋ができていました。トナカイのサンドイッチを火であぶっているところ。 たくましい犬ぞりマン(他に言い方があるとは思うんだけど…)に囲まれて…(左アンティ 右キッモ)
彼らは冬の犬ぞりで1年の収入を稼ぎます。
後半、明るくなった森を一走り…本来は8頭引きだけど、日本人は諸外国人より軽いので6頭引きでした。 最北の空港、イヴァロ空港。楽しかったサーリセルカをあとにして、ここからヘルシンキへ向かいます。
 ヘルシンキの中央駅近くにある郵便博物館。
ここでは各国のポストが置いてあったり、(日本の四角い赤いポストもありました)郵便配達員の制服、等が展示されています。
お土産にしてもかわいい切手を使ったキーホルダーやこのシンボルマーク(切手に手足があって走っている)のついたTシャツ(つい買ってしまった)、古い切手を使った時計等、おもしろいものがたくさんありました。
ヘルシンキの街角で…いじけた少女。
岩の中にある教会。中はけっこう広かったです。岩の上を歩き回って入り口を探すのも面白い… 岩の中でも立派なパイプオルガンがありました。どんな響きを奏でるのか聴いてみたかった。
サーリセルカの最後の夜、真夜中まで粘ってやっと見れたオーロラ…
揺れるオーロラを見ていると、なんだか地球という星が揺りかごに揺られているかのよう…。

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