企画中の作品@
ザラデレラあらすじ?
『兄上ぇ…』 『どうしたアスラン?お腹でも痛いのか?!』 『母上にお使いを頼まれました。でも、外には恐い人がいるんでしょ?私……』 『っ…俺のアスランが危険だ!!代わりに行ってくる!!!!』 『はい。行ってらっしゃい兄上vV』(今日も兄上のお陰で行かずにすんだな♪) 片道30分の市場へのお使いなど御免だ。足が疲れるのは勿論の事、靴は汚れるし、手も筋肉痛になってしまう…世話好きの兄上は言えば何でもしてくれるし、利用しない方が損と言うものだろう。 俺は母親に似たのか、男なのに華奢で病弱な体だ。年に4度は風邪で寝込む気がする。そして兄上が看病して…うつって母上に怒られる。 『もう少し自己管理をしたらどうなの?!イザークは貴方ほど暇人ではないのよ?』 『ごめんなさい…』(毎日、暇を持て余してると思うけどな) 『全く、あの子に迷惑をかけないでちょうだい!!』 継母だからか、母上は自分に辛く当たる。実の母親は幼い時に亡くなったから顔すら覚えてない……父上は俺と瓜二つと言っていた。その所為で母親の服を着せようとするし、戸籍を女に変えられそうになったな…流石に周囲の反対で思い留まったみたいだけど。
『アスランvV買ってきたぞ〜!!…窓から何か見えるのか??』 『あ…考え事です』 折角、感傷に浸っていたと言うのに…兄上の憎たらしいくらい明るい声を聞くと、ムード打ち壊しだ。きっと悩みなんか全然ないんだろうな… 『悩み事か?お前の悩みは俺の悩みだ!!どうした?イジメか??』 『違います。兄上の事を考えてました…』(まぁ嘘でもないだろう) 『あ…アスラン////ぅ…駄目だぁ!!!!』 買い物袋を放り投げ兄上は何処へと去ってしまった…最近、兄上の様子が可笑しい。急に赤くなったり、黙ったり…奇声を上げたりして正直危険だと思う。思春期ってものなのだろか?赤飯でも炊いてあげようかな…←間違っている。 |